令和元年度第60回全国研究協議会開催状況

令和元年11月14日、15日の両日、三重県津市の「津市産業・スポーツセンター サオリーナ」をメイン会場として、全国のスポーツ推進委員をはじめ生涯スポーツ関係者を一堂に集め第60回全国スポーツ推進委員研究協議会が盛大に開催されました。

三重大会のテーマは、「スポーツ・イン・ライフを目指して~とこわか(常若)な社会の実現にむけて~」です。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことには多様な力があります。

国民一人一人が日常生活の中で自然にスポーツに親しむ「スポーツ・イン・ライフ」を実施することにより、身体的、文化的、精神的にいつまでも若々しく元気なとこわか(常若)な社会を実現していくことが期待されています。そこで、地域のコーディネーターとしてスポーツ推進委員が果たすべき役割と今後の方向性について研究協議を行うとの趣旨で開催され、講演やシンポジウム、分科会など充実した研修内容となりました。

詳しい内容については機関紙「みんなのスポーツ1・2月号」に掲載いたします。

記念講演

「心で走る」
瀬古 利彦(横浜DeNAランニングクラブ エグゼクティブアドバイザー)

シンポジウム

「新たな時代のスポーツ文化の確立に向けて」

コーディネーター 松永 敬子(龍谷大学経営学部 教授)

シンポジスト
浪越 一喜(帝京大学教育学部 教授)
大藏 倫博(筑波大学体育系 准教授)
兒玉 友(日本福祉大学スポーツ科学部 助教)
松田 雅彦(大阪教育大学付属高等学校平野校舎 教諭)

分科会

第1分科会

「スポーツを通じた地域活性化」
~地域の特性を活かした取組による活力ある地域社会の実現を目指して~
コーディネーター 浪越 一喜(帝京大学教育学部 教授)
事例発表① 杉岡 亜土(大阪府・NPO法人長野総合スポーツクラブ 理事長)
事例発表② 小池 正浩(静岡県・NPO法人掛川市体育協会 スポーツプロモーション課長)
事例発表③ 大山 純輝(三重県・(一社)志摩スポーツコミッション 事務局長)

第2分科会

「健康寿命の延伸に向けた取組」
~スポーツ・レクリエーションを通じた健康長寿社会の実現を目指して~
コーディネーター 大藏 倫博(筑波大学体育系 准教授)
事例発表① 佐藤 文音(高知大学地域協働学部 助教)
事例発表② 的場 弘毅(三重県・(一社)元気クラブいなべ 事務局長)
事例発表③ 河原塚 達樹((公財)日本レクリエーション協会 常務理事)

第3分科会

「障害の有無に関わらず楽しめるスポーツの振興」
~スポーツを通じた共生社会の実現を目指して~
コーディネーター 兒玉 友(日本福祉大学スポーツ科学部 助教)
事例発表① 大浜 あつ子(千葉県・NPO法人スマイルクラブ 理事長)
事例発表② 野坂 賢司(三重県・四日市市スポーツ推進委員)
事例発表③ 矢﨑 萌斗(長野県障がい者福祉センター障がい者スポーツ支援センター佐久 指導員)

第4分科会

「子供・若者のスポーツ活動の推進」
~スポーツ機会の充実による運動習慣の確立を目指して~
コーディネーター 松田 雅彦(大阪教育大学付属高等学校平野校舎 教諭)
事例発表① 阪上 真紀((公財)ライフスポーツ財団 事務局次長)
事例発表② 三田 博司(愛知県・認定NPO法人朝日丘スポーツクラブ 事務局長)
事例発表③ 渡辺 靖代(岐阜県・(一社)スポーツリンク白川 クラブマネジャー)

表彰